赤から青に変わる間に

キスしない?キスしよう。

たいむ・とらべ・らばーずについて語りたい

はい。タイトルの通りですね。

今回は皆さんご存知KinKi Kids『M album』に収録されている『たいむ・とらべ・らばーず』について語りたいと思います。

え?存じ上げていない?喜べ諸君、この世の全ての知識は「知ってた」か「今知った」かしか無いのだよ。

 

まずこの『たいむ・とらべ・らばーず』、イントロから綺麗なんですよ。なんていうかシャラララン系のイントロ。冒頭で既に私の音楽偏差値がゼロであることが露呈してしまっているが、気にせず続けよう。

綺麗なイントロを聴かせて、やがて満を持してKinKi Kidsの歌声がやってくる。

 

澄みわたる夜空をつつむ Crystal

恋がきらめく季節

何度だって僕は誓うよ

星屑に永遠を

 

ウーーーーーーーーン(卒倒)。

ちょっと考えてもみてくださいよ。こんな綺麗な歌詞をね、あんな綺麗な声でね、歌い上げるわけですよ。するでしょ、卒倒。(謎の倒置法) するでしょ卒倒きてるぜ相当満を持してのご登場。(謎の韻踏み)

あんな綺麗な声で星屑に永遠を誓われたら、どんなスタンスのキンキ担も一旦リア恋せざるを得ないよね。なんならキンキに過去に永遠を誓われた記憶があるような気さえしてくるよね。わかる。

 

「何度だって誓うよ」と言ってくれている通り、ほんとに何度も曲中でこの歌詞が出てくるんですよね。有言実行。口だけじゃないオトコ、KinKi Kids

そしてとにかく歌詞が美しいんですよね、この曲。『恋がきらめく季節』ですよ。そんなことある?これたぶん冬のことを指してるんだと思うんですけど、もう冬になったらこの曲を思い出しちゃうよね。あと恋した時とかね。いままで『恋がきらめく季節』なんて思ったことないのに、あっという間に冬は恋がきらめく季節になってしまった。そう思わせる説得力が、KinKi Kidsには、ある。

 

KinKi Kidsの魅力って、いっぱいあるけど、そのうちのひとつが『説得力』だと思うんですよ。あの綺麗な歌声で歌われたらどんな歌詞でも説得力がバツグンじゃないですか?歌詞だけみたら「そんな恋愛経験ないなぁ……」と思ってもひとたびKinKi Kidsが歌えば絶大なる説得力。あー私にも分かるわその感情。私も過去にそんな恋愛経験がある気がしてきた。てかある(据わった目)

 

そんな『説得力』がキンキの魅力だと思うんです。そしてもちろん『たいむ・とらべ・らばーず』でもその魅力はいかんなく発揮されている。

綺麗な歌詞と、綺麗な歌声。

純度100%の『綺麗』を摂取できるので、この曲はかなりお気に入りです。私は寝る前に聴くのが好きかな。

 

これから先もKinKi Kidsは綺麗な歌を歌ってくれると思うし、カッコイイ歌も切ない歌も歌ってくれると思う。

 そしてきっとそのどれもが、確かな説得力を持って私たちの心を響かせるはず。これからも楽しみにしています。