赤から青に変わる間に

キスしない?キスしよう。

今、初めて嵐のDVDを観る人に私が『LOVE』をオススメする8つの理由

私は常々思っている。

「嵐のコンサートDVDを観てみたいけど、いっぱいあってどれから観ていいかわかんないよ~!」という方には、『LOVE』から観てもらえればいいのではないかと。

まあこれは2017年現在の私の意見なので、後々意見が変わることはあると思うが、とりあえず今はそう思っている。

そう思う理由を8つにまとめてみたので、是非読んでほしい。

どうぞ参考にしてください。話半分程度に。

 

①画質がいい

まずこれ。なるべくいい画質で観てもらいたいので、わりと最近のDVDを選んだ。

比較として『LOVE』より古いDVDと見比べてみたが、もう画質が段違いだった。

Blu-rayではなくDVDで観るのなら、なおさら最近のものがよいと思った。

 

②最近のDVD

①で「わりと最近」と書いたが2013年のコンサートなので4年前である。えっ嘘もう4年も前なの?と自分で書いていて驚きを禁じ得ないが、4年前である。それなのに『LOVE』を選んだ理由は最後まで読んでいただければわかるとして、ここでは4年前は「最近」と括らせていただく。

最近のDVDなので(①と重複したことを言うが)、比較的画質が良い。そして嵐のコンサートの規模、設備の凄さを把握するならやはり最近のものがいいという結論に至った。

嵐のコンサートは本当に年々進化している。常に新しいものを取り入れ、確固たる地位を築いた今も、嵐は貪欲にパワーアップしていく。4年も前でありながら、その片鱗が見える1枚だと私は思う。

 

③字幕がある

最近の嵐のDVDには字幕がついている。

曲が始まれば曲のタイトルが出てきて、歌詞も出てくる。

これは初見の方にはなかなか嬉しい機能なのではないだろうか。

更に嬉しいことにMCにも字幕がついているので、嵐のメンバーが何と言っているかはっきりとわかる。

私は字幕つきのDVDはほぼ必ず字幕をONにして*1観ている。かなり重宝している機能。オススメ。

 

④MCだけのチャプターがある

これも字幕に続いて地味に嬉しい機能だと思う。たまーにMCだけで分かれていないDVDがあるのだが、『LOVE』はきっちり分けられている。

MCはMCでチャプターが区切られていると、飛ばしたい時に様子を見ながら早送りしなくてもいいし、逆にMCが観たい!という時はすんなり観れる。地味に助かる。これからも継続してくださいジェイ・ストームさん。

 

⑤お客さんも一緒に参加する場面がある

『LOVE』ではお客さんも一緒にコンサートに参加する場面があるので、そこもオススメできるポイントだ。「嵐のコンサートって楽しそう!行ってみたい!」と思えるのではないだろうか。

詳しいことは是非コンサートDVDで確認してほしい。

 

⑥キリのいい○周年とかのコンサートじゃない

『LOVE』のツアー当時、嵐は14周年だった。特にキリのいい数字ではない。

だから、コンサートの内容もメモリアルなものではなく、いつも通りの、いつも通りにカッコ良くて、いつも通りに楽しめるコンサートだ。

個人的に初めて観るならそれがちょうどいいのかな、と思う。

キリのいい○周年…例えば10周年とかで、私たち嵐ファンにとってはめちゃめちゃ熱いセトリだったり、メンバーの方もめちゃめちゃ熱い気持ちで涙を流したりしたとしても、初めて観た人は置いてけぼりをくらうような気がする。

置いてけぼりをくらう…とまではいかなくとも、あまり感情が入っていかないのでは、と思う。

ぐだぐだ書いたけど、「○周年!」みたいなコンサートの映像は色々知ってから観た方がより楽しめるよ!ということです。今回はあくまで「初めて」嵐を観る方にオススメのDVDなので。

 

⑦ソロ曲がちょうどいい

これどういうこと?と思われるかもしれないが、とにかくLOVEのソロ曲はちょうどいいのだ。まずひとりひとりのソロ曲がどんな感じか説明するので、読んでほしい。

 

まずは櫻井翔くんのソロ曲、『sugar and salt』について。

これは嵐ではラップを担当している、HipでPopな櫻井翔くんのイメージにピッタリな曲だと思う。

スローで大人っぽいテンポ、しかし確かに感じるHip-Popみ。

これを観た人は、「あぁ~わかる~、なんか"櫻井翔"っぽい~~~」となるのではないだろうか。

まさに"大人なカッコいい櫻井翔"が観れる曲。オススメ。

 

続いて大野智くんのソロ曲、『Hit the floor』について。

バラエティーで観るのんびりした大野くんはどこへやら?

とにかく難しいステップを軽~くこなし、重力を感じさせない。機械的なまでに精巧なそのダンスを観ていると、まばたきをすることすら忘れてしまう。

観終わった後は「なんだ…今のは……」と呆然とし、思わずチャプターを戻してしまう人もいるのではないか。

更に驚くべきは、なんとこのダンス、自身で振り付けを行っている。*2

もうあっぱれ。負けたよ。完敗だ。大野くんのソロ曲を映像で観れば、たちまちバラエティーでしか知らなかった"大野智像"ががらがらと音を立てて崩れ去るだろう。嵐イチのギャップ王子。かなりオススメ。もういいからとにかく観てください。(語彙力0)

 

次は二宮和也くんのソロ曲、『20825日目の曲』について。

これは二宮くんが自分のお母さんに向けて作った曲だ。

って言うと、えっあの二宮くんが?!とかあのいつも斜に構えていて冷ややかなツッコミをする二宮くんが?!とか思う方もいるかもしれないが(注※私は二宮担です)、彼は意外とお母さん想いのいい子なのである。

にこやかに登場する二宮くん。「ニノってそんな笑顔もできるのね…」と思うくらいキラキラにこにこしている二宮くん。そしてギターを楽しそうに鳴らす二宮くん。そう、なんてったって、私の担当はギターが弾けるのだ。えっへん。(?)

甘くて軽やかな声で高らかにお母さんへの想いを歌い上げる二宮くん。

俺はさ、あなたの息子で。あなたはそう俺の親であって。

たまたまかも知れないけど、それだけは唯一の誇りで

恥ずかしいから言ってないけど。

そう思ってるよ…

は~~~~~ッ!!!はいエビバディセイ「こんな息子が欲し~~~~~い!!!!!!!!!」

すみません。取り乱しました。

こちらもまたバラエティーでは見られない一面なんじゃないかと。テレビではちょっと生意気で意地悪っぽい二宮くんが素直に高らかにお母さんへの想いを歌う。ぜひそのギャップを感じてほしい。

 

次は松本潤のソロ曲、『Dance in the dark』について。

この曲は歌もダンスも『ザ・松本潤!!!!!』という感じの曲なのでオススメ。

そして、

不機嫌な仕草で 君を求める Vampire

と歌詞にある通り、今回の彼はヴァンパイアなのである。(?)

ジャニヲタの性癖を詰め込みまくって具現化したものが松本潤だと思っているので、嵐ファンは正直今更彼がヴァンパイアになろうが驚かないのだが*3、これは嵐のコンサートDVDを観たことがない人からしたらなかなかに新鮮なのではないだろうか。

「えっヴァンパイア?!ヴァンパイアって言ったよね今?!どういうことなの?!なに?!?!あっでもカッコいい~~~~~

有無を言わさずそして何も考える隙を与えず、とにかく「カッコいい」と思わせるのは彼にしかできない芸当ではないだろうか。

 

最後に相葉雅紀くんのソロ曲、『夜空への手紙』について。

優しい声でしっとりと歌い上げる相葉くんは、普段見かける「相葉ちゃん」ではない。

その切ない歌声に思わず「相葉くん…っ!」と胸を押さえてしまう人もいるだろう。

この曲はコンサートの終盤に配置されているので、コンサートが終わってしまう切なさと相葉くんの切ない歌声が非常にマッチしている。

疲れている時などにウッカリ聴いてしまうと泣いちゃいそうな、そんなじんわりと心が温かくなれる曲。大人しい曲だから普段の明るくて元気な相葉くんとはギャップがあれど、その"優しさ"に関してはギャップを感じることはない。相葉くんだから歌える、とてもいい曲。

 

…と、全員のソロ曲を書き出してみたのだが、何が「ちょうどいい」かと言うと、櫻井くんと松本くんに関してはそれぞれ"求めていた櫻井翔" "求めていた松本潤"という感じで「ちょうどいい」し、残りの大野くん二宮くん相葉くんに関してはギャップが「ちょうどいい」。相葉くんについて言うと、いきなりDisco Star様*4を見せつけられてもそれこそついていけないし、二宮くんについて言うとどこか"ニノっぽさ"がありながら初めて観る方にはしっかりギャップを感じられるのがちょうどいい。実は初めて観てもらうDVDの候補に、現時点で一番最新のDVDである『Are You Happy?』もあったのだが、あれは大野くんソロがけっこうふざけてた*5ので、まずはかっこいい大野くんを観てほしいと思い、この『LOVE』をオススメしている。

『LOVE』はその辺の塩梅が「ちょうどいい」のだ。

 

⑧Dance in the dark → モノクロ → P・A・R・A・D・O・X の流れが完璧すぎる

さきほど紹介した松本潤のソロ曲『Dance in the dark』から『モノクロ』、そしてインスト曲がかかり5人がそれぞれ1人ずつ踊って『P・A・R・A・D・O・X』へと続くのだが、もうこの流れが完璧すぎる。グッドスペシャルセトリ賞を授与したい。(?)

『Dance in the dark』は先程もちょろっと書いた通りジャニヲタの性癖にぶっ刺さる曲なので言わずもがなイカす曲である。衣装もタキシードだしね。

そして『モノクロ』へと移るのだが、

 

二宮くんがセクシーすぎるので観てほしい!!!!!!!!!!(大声)(太字)(文字の大きさ:大・200%)

 

まるで男娼かのごとく身体をくねらせる二宮くん。ありがとう。全ての二宮担がいちいちあそこで瀕死状態になる。

もちろん他の4人もカッッッコいいので是非…なんかもう…観て……(語彙力0再び)。

『モノクロ』が終わったら次はインスト曲がかかり、二宮→櫻井→大野→相葉→松本 の順で1人ずつダンスをしていく。これがまた5人のダンスの個性を活かしていてカッコいいのだ。

二宮くんは鞭のようにしなる身体でしなやかなダンスを踊り、櫻井くんは男らしさあふれる力強いダンスを踊る。大野くんは文字通り機械的に、そして精巧にロボットダンスを踊り、相葉くんは長い手足を活かしたダンスを踊る。そして松本潤松本潤

……何を言っているかわからないと思うが、終始松本潤松本潤なのだ。なんかひとりだけ女性のセクシーな声が入った曲で踊ってるし。

そしてこの5人のダンスが終わったら、いよいよ『P・A・R・A・D・O・X』が始まる。

イントロのジャーン!ジャーン!ジャーン!ジャーン!に合わせてあがる色とりどりの火柱!そして大野さんが高らかに歌い上げる!

「♪イエェェエエェエェェ~~~~~~~~イ!!!」

こっちもイエーイだよ!!!というかむしろこっちがイエーイだよ!!!!!!!と思わずにはいられない。

あとはひたすら「カッコいい」の波に呑まれるだけである。カッコ良くてセクシーなこの曲とダンスにひたすら男らしさを感じるのみである。

バラエティーなどだとほんわかとした雰囲気を持っている嵐だが、「ちゃんとカッコいい一面もあるんだぞ!!!!!」と声を大にして言いたい。この一連の流れを観ていただければ、それが十二分に伝わることは必至だ。

 

以上8つが私が『LOVE』を薦める理由である。

さらっと書くつもりが、予想以上に熱が入って結構な量になってしまった。

これを踏まえて、まだ嵐のDVDを観たことがない皆様。どうですか。『LOVE』、観てみませんか。嵐に興味、沸いてきませんか。

少しでも興味が沸いてきたら、是非、購入してみてください。なんならもう、リンク貼っときますんで。

 

 

 

もしくは手近な嵐ファンに「嵐の『LOVE』のDVD観せて」と頼んでみてください。きっと快く観せてくれるでしょう。

では、皆様が何らかの形で『LOVE』を観てくださることを願います。

 

 

 

 

……まあぶっちゃけ何から観てくれてもかまいませんけどね!!!(なんなんだよ!)

*1:もちろんこの機能はON/OFFが可能。

*2:このダンスのみならず、大野くんは他のダンスも振り付けしている。あと基本的に自分のソロは自分で振り付けを考えている。

*3:むしろ「あ~確かに~」とさえ思えてしまう謎の説得力が彼にはある。

*4:THE DIGITALIANで見せた相葉雅紀伝説のソロ曲。私はデジタリアン初日のコンサートに行ったが、あまりのハジケっぷりに会場は爆笑の渦に包まれた。

*5:あゆはぴはオーラス参戦したがなんの前情報も仕入れていなかった私にとってはなかなか衝撃的なものだった。